「愛と呪い」3巻
ふみふみこ「愛と呪い」の最終3巻が、明日11月9日に発売。本書には、ふみと渡辺ペコの対談が掲載されている。
「愛と呪い」で歪な家族の中で育った女性を描いたふみと、最新作「1122」で30代セックスレス夫婦を題材にしている渡辺。“家族”の物語を執筆する2人は対談で、母と娘の関係についてや、お互いの作品を読んで心を掴まれた部分などについて語っている。
「愛と呪い」は1990年代、閉塞感のある地方都市で育った愛子を描く物語。家族は宗教に盲信し、さらに父親からは性的暴力を受けていた愛子の孤独が描かれる。yom yom(新潮社)で連載された。